借地権付き古アパートの売却に関するご相談
2023.03.02

今回は、老朽化したアパートを所有する60代男性からのご相談でした。
ご相談者様は、知り合いの前所有者から借地権付きアパートを購入し、長年所有されていましたが、
近年は空き室が目立つようになり、物件の売却を考えるようになりました。

そんなある日、前所有者が底地権を不動産業者に売却したとの知らせが。
土地を購入した不動産業者は、ご相談者様に対して地代の増額請求を行い、最終的にはアパートの買取の話を持ちかけてきたそうです。
「空き室が増えて来ている上に地代が増額になれば、収支はマイナスになってしまう。かと言ってこの業者に物件を売却してしまって良いのだろうか…」と不動産業者からの要求にどう対応したらよいか決めかねていた所、当NPOの存在を知り、ご相談いただいたとのことでした。

当NPOではまず提携パートナーに物件の状態確認を依頼。
提携パートナーは、劣化している箇所はあるものの修繕により十分に再利用できると判断。
後日、土地を所有している不動産業者の提示額を超える高額査定での売却に成功したとの報告がありました。

ご相談者様のように売却前にしっかりとした査定を行えば、足元を見られる事無く、納得のいく金額での売却が可能になるケースは少なくありません。
物件売却でお悩みの際は、各分野のプロをご紹介できる当NPOまでお気軽にご相談ください。

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